Chillmeout Diary

立ちどまったり走ったりのアラフィフライフ

Flower

Archive for January, 2009

含蓄のあるスパムメール


仕事用のメールで、新しいスパムフィルターのシステムを導入してから、ほとんどスパムは撃退されているのだが、こんどはフィルターが効きすぎて、ときどき有効なメールがスパムフォルダーにはいっていることがある。そのため、1、2日に1度くらいはスパムフォルダーを覗いてみることにしている。

今日のチェックで特に誤分類はなかった。だたし、題名からスパムとは予測つくものの、差し出し人の英語圏の名になんとなく覚えがあるような気がするメールがあったので、念のためクリックしてみた。

案の定スパム。

スパムにしては、1行だけのなんとなく端正な感じのある簡潔なメッセージ。文面がなんとなく面白いので、思わず吹きだしてしまった。

本文にただ一言

You will pass any test as you are so extremely blessed.
(あなたは非常に恵まれているので、どんなテストもパスすることができだろう)

そしてその数行下に Just one move to click (ただクリックするだけ)。

スパムというと、ヴァイアグラの宣伝とか、ダイエットだとか、あるいはもっと怪しげなのに慣れているが、このなんとも抽象的かつ、宗教的ともいえるメッセージは何だ !?この思わせぶりに思わずクリックする人もいるんだろうな。

クリック先に何があるか、好奇心はあったが、さすがにクリックはせず、そのままゴミ箱行きにした。

再マイミクも新鮮


2年前にmixi をやめていたマイミクさんが、新しい id で戻ってきていた。共通にマイミクだった人のコメント欄で知ったのだが、もう3か月にはなるようだ。

リアルには知らない人だが、mixi の人数が今より2桁少なくて、今よりほのぼのとしていたときにコミュニティで知り合った方。趣味がよくあっていて、ひかえめだけど、通りいっぺんではない何か心に触れるようなメッセージをときどき交したものだった。最後にいただいたメッセージでは、リアルライフで思うところがあって mixi を去ります、というものだった。

復帰したときは、大々的に元のマイミクに声をかけるのではなく、紹介者をはじめリアルに知っている何人かだけに知らせたよう。

他にもmixi をいったん去って、戻ってきた人を何人か知っているが、マイミクの再構築はなかなか微妙なようだ。そもそも、以前のマイミクを復活さるのを好まないどころか、マイミクの関係を清算するためにいったんやめる人はいる。反対に、復活を望んでいても、人によって気軽にマイミク申請ができる人もいれば、いったんやめた以上、またお願いしますとなかなか切り出しにくいという人もいる。

今回戻ってきた方の場合は、性格的に、自分から声をかけにくいのだろうなというのはわかる。でもマイミクの数を制限しているのだろうか。そっとしておいたほうがいいのだろうか。それとも、そういう深読みの遠慮をして、知らないふりをしているのは、逆によくないのだろうか…などと、いろいろ悩んだあげく、現在公開されている日記と、過去のコメント欄でのやりとりをもういちど読み直して、思いきってマイミクの申請をしたら、気持ちのよい承認のメッセージが即帰ってきた。

彼女のmixi日記のスタイルやコミュへのかかわりかたが前の id のときとは違い、いちおう以前の id のことには触れないのが暗黙の前提のようなので、こちらのコメントもおのずから、ちょっとスタイルが変わるものになる。

新しい小さな人間関係をまた作っているようで、ちょっと新鮮。

やっかいなメーリングリスト


メーリングリストってほんとうに便利なのだろうか。

私がかかわっているある組織の運営委員会でメーリングリストを連絡やディスカッションのために積極的に活用しだした。

一部の人は、連絡のきめ細かさや、意思決定のオープンさが増したということで、喜んでいるが、どうもマイナス面が多いようにしか思えない。

組織の運営や方針にとっては本質的でない細かいことにまで、意見をする人間が出だし、責任者が「…でよろしいでしょうか?」と提案を投げ返すと、それだけで全員を巻き込む問題となる。

パネルディスカッションの並び順のようなことは、10人もの人間がそれぞれメールを書き、そのたびごとにメールを受けとり、それに対してまた、ああでもないこうでもないと議論するなどという労力に値するものとは思えない。

以前はその場で決めていたりしたものだ。まあ、そこまでゆるくいかなくても、メールの一斉送信での事前連絡で済むこともある。提案に問題があると思った人間は、担当責任者宛てに直接意見し、責任者は、それを受けて必要なら修正する、ということで済んでいた案件もあった。メーリングリスト方式になってからそれでは済まなくなった。

どうでもいいことには意見を言わない自由もあると思うが、メーリングリスト方式では、それが許されない雰囲気になってきた。「ご意見がまだの方は、〜日何時までに投稿してください」などと言われると、投稿しない者は組織の運営に積極的でないとみなされるようになってきたうふうもある。

使いようによっては便利だが、この件のばあい、あの稟議書というやつより、はるかにたちの悪いものとして機能している。

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