Chillmeout Diary

立ちどまったり走ったりのアラフィフライフ

Flower

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あれ、返信アドレスがない ?!


2週間後の旅行のための移動手段・宿泊先の詳細が決定。

知合いにすすめられ、ある個人経営の旅行代理店に全部の手配を頼んだ。応対が速く、ていねいで、しかもかなり安いのでとても気にいった。

ところが…あれ?と思ったことが一つ。

これまでずっと連絡はPCのメールでしてきたが、今日はどうしても出先から急ぎの連絡を携帯メールでする必要がありそうで、それを見越してPCからメールを転送してあった。

案の定、午後一に急きょ出先からメールをする必要がでてきたので、携帯に転送したメールを開いて、それをもとにメールをしようと思ったのはいいが、メール末尾に差出人のメールアドレスがない。

末尾には、会社名、担当者名、電話番号、住所、会社のWebサイトのURLまでちゃんと記載されているのに、肝心のメールアドレスだけがどこにもない。今まで、受け取ったメールの mailtoアドレス宛てへメーラーが返信メールをを作ってくれるのを利用して書いてきたので、メールアドレスがメール本文中に記載されているかどうかなど気にもしなかったというわけだ。しかし、今度は「返信」で書こうとしても、私の携帯では直接のメール転送者である私のPCのアドレスあてのメールが作られるばかり。携帯宛ての転送で、ヘッダの詳細情報などどこにもない。

結局、携帯のブラウザからPC用のメールアドレスのWebメーラにアクセスして、宛先を取得。無事メールを送ることができた。

まあ、実際の予約業務のほうのサービスがとてもしっかりしていることからすれば、ささいなことなのだけど、何かとても変な感じがした。

みなさんの業務用のメールの署名欄、だじょうぶですか?

オバマ大統領就任式ガラパーティ

オバマ新大統領の就任式をライブでずっと見ていて寝不足ぎみ。手軽なのでテレビではなくネットのライブ配信で見たが、途切れることもなく好調。


今朝配信サイトを覗いたら、まだ続きをやっていた。今度は、夜のガラパーティーの中継に変わっている。パーティーはいくつもの会場で催され、祭りはまだこれからという感じ。

4年に1度の変わり目をアメリカにいる人が実感する日。そこにいる多くの人にとって、人生の転機を意味する夜でもあるんだろうなと思う。

政権が変わると、いろいろな部門の政権チームのスタッフが変わる。その人脈で仕事をしているコンサルタントや弁護士、その秘書のポストに影響が及ぶ。そして、人脈の人脈の先にいるウェブデザイナ、プロのライターたちの仕事のぐあいにいたるまで、余波があるかもしれない。

新しくポストを得て、別の土地からワシントンD.C. にやる気まんまんでやってきた人、契約が切れて苦い思いと不安な心持ちで次の仕事を探している人、両方の政権の人脈にうまくバランスをとり変化を乗り切ってほっとしている世渡りじょうずな人…、そんな人たちの交錯がいろいろな場所で見られる、というまるで映画のひとこまのようなようすを勝手に想像した。

駆け込み乗車は危険ですので

発車まぎわの電車に乗ろうとうして、ホームへの階段を走って降り、あと何段かというとき、階段の手すりに腕が引っかかった。持っていたカバンが、階段の下までダイビングしてバーン。


次の電車に乗ることになったのはいいとしても、かばんの中にPCが入っていたので青くなった。ハードディスクがどうなったか、電車の中で立っている間も気が気ではない。目的の駅で降りるとすぐにホームのベンチでPCを取り出し、電源を入れたら、ともかくも立ち上がる。この後の仕事で必要なデータもソフトも問題ない。帰宅後、もう少し詳しくディスクチェックしたが、結局この事故によるデータやディスクの欠損はないもよう。

と、落ち着いたところで、ひとしきり反省。

発車まぎわのの電車に乗ろうとしたのは、ちょっと走れば間に合うかもしれないと思った瞬間の反射的動作。遅れて切迫していたわけではない。次の電車に乗っても、約束の時間のほんのちょっと前には着く計算だった。その電車には余裕を持って間に合うように駅に行った結果、一つ前の電車にぎりぎり乗れるかもしれないというタイミングになったわけ。発車直前の電車を見て、おっ、これに乗れば後は気持ちよく余裕でスタバでコーヒーくらい飲めるかも、と思ったその色気が仇になった。それに、約束の時間に余裕は十分に取れば取るほど善、という無意識の発想もあった。

しかし、今回PCが無傷だったからいいようなもの、せっかく準備したデータがとんでいたり、アプリが立ち上がらなかったりしたら、打ち合わせそのものが悲惨な結果になっていた。もうちょっと余裕があったほうがいいとかどうのとかの次元の問題ではない。

今日の一件は、ほんの10分程度の余裕という、得ても失ってもほんの些細なもののために、もし失っていればかなり取り返しのつかなかったであろうものを引き換えにしようとしていたわけだ。それにPCの心配程度でよかった。場合によっては階段から転げて怪我したかもしれないし、走っている電車に接触すればもっと重大なことになったかもしれない…

そんなことを考えながら20年近く前、同じように階段を走り降り、駆け込み乗車をしようとして、足首を捻挫してしまい、1週間ほどまともに歩けなくなる目にあったことを思い出した。今でも、ちょっと足に無理したり、寒くなるとそのあとが痛むことがある。

あのあと、もう駆け込み乗車のようなまねは2度としないと思ったはず。そして、しばらくはその教訓をちゃんと守っていたはず。

なのに…

人間って忘れっぽいもの。

その一件を思い出しながら、ほんとうに昔の捻挫の跡が痛み出してきた。

今度こそはしっかりと肝に銘じよう。

駆け込み乗車は危険ですからお止めください。

もしその電車に乗れなかったからといってほんとうに取り返しのつかないことは、そうそうありはしないのです。

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